50代おひとりさま「王様の耳はロバの耳」

50代の地味な日常です。肩の力を抜いて身軽に軽やかに暮らしたいです

愛される理由

そんな自信に満ち溢れたタイトルの本を書かれた幸せ絶頂の人がいましたね。

後に離婚されますが(笑)



「父親の愛情に欠けている」


小学校の時に母が先生から言われた言葉です。



父親に可愛がられたとか

父親にとって私が愛しい対象だとか



そんな記憶はない。



「お父さんはかよが憎かったわけじゃない」



母にそんなことを言われたことがあったけど、当たり前だろ!


憎まれる程のことができる年齢になる前から父は遠かった。



私は父が51歳の時の子供です。

両親は20歳の年齢差がありました。


物心ついたときは既に父はおじいちゃん。


幼いときに亡くなった自分の母親の面影があるということで父は姉が大好きだった。

姉を助ける妹になる様に・・という理由で私の名前をつけたくらいだ。

★かよは本名ではないからね。



女の子は父親の愛情をベースに自分には愛される価値があることを当たり前に学ぶらしい。


だとすれば私の自己肯定感の低さも納得だ。



愛されたくて

守られたくて

強い者へ惹かれた



愛してるとか

幸せにするとか



50年の人生でそんな甘い言葉をくれた人は何人かいたけどみんな薄っぺらい。


晩年、父は困ったときだけ私に連絡してきた。

そんな時だけ私だった。



みんな私に甘える。


見かけによらずNOが言えない性格が災いしていつも損な役回りになる。


いっそのこと色んなことが諦められたらもっと楽に生きていけるのに。



プリティーウーマンのリチャードギアは映画の中だけなのにね。




可愛い