溢れた思い②
しばらく逢わないという申し出は彼の想定内だったらしく私達は連絡を断つことにした。
淋しいよりホッとした気持ちの方が強いことがちょっと悲しい。
実際に発した言葉と
心の中の言葉が違うことは自分が1番わかっていたんだよね。
だからこのblogのタイトルを
「王様の耳はロバの耳」にしました。
井戸に向かって王様の秘密を叫んだ床屋の気持ちです。
(※私の場合は誰かの秘密ではなく自分の本音です)
床屋さん、一度は王様の激怒りをかうのだけど最後は許してもらえるんだっけ・・。
どこかに吐き出さずにはいられなかった。
もう自分の胸にだけに仕舞い込んでいるのが苦しくなったんだと思う。
まさに井戸に叫びたかったのかな
50を過ぎたからって急にお釈迦さまの様に悟りの境地になんてなれない。
ひがみもあれば嫉妬もするし、若い頃より悪口のセンスにも磨きがかかった。
50代で再婚された元上司がこんな事を言ってました。
若い頃の結婚は子供は何人だとか自分の家を持って一人前だとか2人の生活より世の中のプレッシャーみたいなものに振り回されていた気がする。この年齢で結婚してみて本当の結婚の意味がわかった気がするわ。
今この言葉の重みがわかる。
私の年齢は人生のピークを過ぎている。
これからは緩やかに、もしかしたら急激に、
坂を下っていく。
私が年金定期便を見て定年後のことを考え始めているときに彼の変な余裕が許せなかったんだと思う。(本当は余裕なんてなかったのかもしれないけどね)
幸せにする・・なんて言われても全く言葉の重みを感じない。
(※以下わたしの心の声です)
あなた‥自分の年齢をわかってる?
あなたの歳で夕方には自宅に戻ってる、なんて自分に甘すぎない?
世間の男性はもっと働いてますよ・・。
男はやっぱり仕事でしょ・・
彼の結婚してた時の暮らしをとやかく言う権利はないけど色んな意味で彼は甘い。
でもね、皮肉にも昨日はよく眠れたんです。
逢わない宣言が原因なのかリンパマッサージの効果なのかは神のみぞ知る。
※彼の足の間でくつろくノンちゃん
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